NEWS

商品に秘められた話(秘められた話なので深夜投稿)

SAYAMA worksの商品の基本的な理念は「人を助ける山道具」という言葉に限る。その詳細はウェブストアのABUTにも明記しているが、そちらは登山主体の話に止まっている。話が長くなってしまうため、山の道具が人を助けるという逆のキーワードも含まれているのはここだけの話。それはどういったことかというと、登山歴19年・経営歴8年の知識以外に私自身の昔から潜在意識として残っている介護福祉士歴10年と看護師歴17年のスキルを活かしている点。そして、今のライフスタイルの一環として4年目を迎えている「育児」という言葉も加味されているのである。つまりそれは場所を選ばないで使える商品を開発しているということ。前にも述べたことがあるがSAYAMA worksの将来の夢は「子どもから高齢者まで、そのニーズに見合った商品を世に送り出し続けること」なのである。その全容を語ると話が尽きないため、今回は現在進行形でもある、育児がどのようにSAYAMA worksの商品に関わってくるのかの話をしたい。というか今は本当に0歳と3歳の育児>登山であり、いつ山に行けるかも分からない状況である。登山も命懸けだが、子どもを死なせない育児はさらに命懸けだ。もし保育園から「熱を出した」なんて連絡が来たら(自分が第一連絡先)と思うと、遠出なんて妻が長期休暇を取ってもらえない限りは皆無に等しい。だからといって、登山ができない事を嘆いているわけではない。登山ばかりしている人間が、良い登山道具を生み出せるかというと実はそうでもない。育児に真摯に取り組む=アイデアの宝庫であり、その現状を楽しむ事によって登山道具への見返りとも言うべき良い商品が生まれるのも事実なのだ。
育児の場面において例を挙げてみよう。

ダスティンホルダー:子どもが催促してきても、いつでもすぐに飲み物を提供出来る。揺れないので、片手でドリンク取り出し操作が可能。ゴムループにキャップを引っ掛ける事でドリンクが落下しない(ふいに子どもが取り出そうとしたときのロック機能にもなる)。

ミニマリストウォレット:子どもを急遽片手で抱っこしなければならない状況でも、もう片方の手でお札や小銭が取り出せる(カウンターの上などに置いた状態)。

Fast・NICEDAY(リコールでご迷惑をおかけしております):スーパーで買った沢山の食材が詰まったエコバッグを肩にかけてもズレ落ちないLITTLEAID機能(特許出願中)。2人以上の子どもがいると、手を繋ぐことに集中するため、ショルダーハーネスにドッキングして肩からエコバッグがズレ落ちないのは本当に助かる(抱っこ紐にこの機能があれば助かる)。バックパック自体が背中で支える構造なので、腰に巻いて前抱き抱っこ紐をしていても楽。特にNICEDAYは背胴外側にウレタンパッドが付いているので、いざ子どもが歩き疲れてしゃがみ込んでも即座に下に敷くことが出来る。

Tote 2G:2WAYで使用できる大容量な軽量トートバッグ兼簡易リュック。ちょっとした子どもとのお出かけ用として、フォーク・スプーン・一口大に切れるハサミ・エプロン・お手拭き・ストロー付きドリンク・粉ミルク・哺乳瓶(今は缶もあるので便利)・着替え・ガーゼ・ハンドタオル・オムツ・おもちゃ・ゴミ袋・オムツ袋・おしり拭き・保湿クリーム・小児科受診セット・エイドキットなどが十分に入る。子どもがいるお客様から、便利とのお言葉をもらえた事も嬉しい。

CRAZY:実は妻が1人で出掛ける時は他のポーチを使用し、子どもと出かける時はCRAZYを使用していることに気付いた。理由を聞くと、抱っこ紐をしている時はCRAZYのほうが荷物が取り出しやすいからとのことだ。外側の4箇所のポケットは上から出し入れ可能。携帯電話・モバイルバッテリー・ポケットティッシュ・絆創膏・携帯お手拭き・アルコールジェル・ハンドタオルなど。大人が使う物(リップクリーム・点眼薬・点鼻薬・解熱鎮痛剤など)を、上からストンと入れられる。本体には財布などの貴重品を入れられ、ファスナーで閉めてしっかり保管できて安心。そのファスナーはスライドしやすいウォーターR(撥水)を採用したのも良いらしい。アクアガードファスナーは硬いし、片手で開けることは不可能に近い。また片手でショルダーベルトの長さを調整できるジェットグライド(フルクリップ製の特許商品)も便利だ。そして雨が降った時、傘をさすも子どもが濡れまいと親は濡れる覚悟をする。そんな時はレインカバーが付属されているので安心だ。

Chirishi 2G:前胴・背胴ともに同じ構造にしたことで、どちらにも子どもがいたら頻回に使うポケットティッシュが入れられる。片方にはポケットティッシュを、もう一方には絆創膏や軟膏・その他のものを入れても良い。既存のCRAZYやキッズリュック・キッズサコッシュにぶら下げても可愛く見える。保育士さんから愛用していると言われて嬉しかった。

以上のように、SAYAMA worksの商品は根本的にユニバーサルデザインを意識した仕様となっている。
ぜひ皆様の生活の一部として、活用頂けたら幸いである。