長野県茅野駅にあるEightdoorさんにお邪魔してきました。
先日、前々からお邪魔したかった
Eightdoorさんをご訪問してきました。
登山のメッカとなっている長野県茅野駅の賑やかな改札をくぐり抜けると、八ヶ岳の各玄関口へと繋がるバスロータリーがある。その周りには昔ながらの居酒屋とおしゃれなカフェが所々に点在し、昭和〜令和が混在している感じが心の拠り所と新鮮さが徐々に失われ行く壮年期の心を満たしてくれる。そこから左方面に歩いて約3分のところにEightdoorさんがある。Googleマップを頼りに歩みを進めると閑静な住宅街に行き着いてしまうため最初は困惑してしまうものの、そこから少し横道に入ると山の上に積み上げたかのような石畳の壁と、入口を赤レンガで取り囲んだ店構えが目につく。単直にいえば山を少しでも齧っているならば、登山に紐づかれる非日常の玄関口的な佇まいにきっとワクワクするはずだ。
店内に入ると、松村夫妻の「いらっしゃいませ」という優しいかけ声と笑顔が出迎えてくれた。手前はおしゃれな喫茶スペースとなっており、次の目的地が決まっている旅人が迷わず注文できるくらいのシンプルなメニューから軽食を選ぶことができる。自分はドリンクとしてブレンドコーヒー・チャイミルクティーを選んだ。ブレンドコーヒーは酸味と渋みのちょうど中間的な深い味わいと芳醇な香りがして、旅の余韻とゴールドに調和されて行く。チャイミルクティーは異国の地を訪ねた時のような生姜のスパイシーな香りと、ミルクティーの優しい甘さが雑味を感じることなくマッチしてとても美味しかった。空腹を満たすためにピザトーストも注文したが、外側さっくり・中はもっちりのパンの食感と、その上にのせられたピザソースと濃厚チーズ・ピーマンの組み合わせが口の中で旨味のハーモニーを醸し出してくれる。パンに厚みがあるためボリューム感が得られるものの、それでいて胃がもたれないあたりは旅人への気遣いが感じられて非常に嬉しいポイント。
そして喫茶スペースの奥には、松村夫妻が実際の登山経験から厳選した、こだわりの登山関連の商品が所狭しと並んでいる。そのなかで弊社の商品が置かれている事に、非常に光栄に思えた。
営業時間も、八ヶ岳に行く前と下山後の行動に合わせて立ち寄れる時間帯(8:30〜18:00)に設定しているあたり。さすが店主の山小屋スタッフとしての経験が見事に活かされていると感じ取れた。私が1番嬉しかったのは、入口すぐ右側のバック置き場。何処の山小屋にも必ずあるバック置き場と同じ床の質感・配色に酷似しており、ついついニッチな店主のこだわりにニヤリとしてしまった。
帰りの電車の出発まで4時間くらい余裕があったが、店内でご夫妻と話をしているうちに3時間が過ぎていた。ご夫妻の聞き上手にまんまと騙されてしまったが、おふたりの出会いのきっかけを聴けただけでも儲けものだろう。
ぜひ八ヶ岳登山でお越しの際には、Eightdoorのご夫妻に逢いに行ってみては如何だろうか。きっと行きも帰りも、旅の話を暖かく迎え入れてくれることだろう。
松村さんが営む喫茶店情報はこちら↓
山道具と喫茶 Eightdoor
アウトドア用品店
山好きの夫婦が営む登山道具のセレクトショップ兼喫茶店。
八ヶ岳の玄関口、茅野駅より徒歩3分。
旅支度から旅の余韻まで、店でお楽しみください!
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営業時間:土日祝8:30~18:00、平日11:00~18:00
※最新の情報はストーリーよりご確認ください。
ドリンクのみテイクアウト可。
50 3582-3, Chino, Nagano
• lit.link/eightdoor
長野県茅野駅は八ヶ岳の玄関口と言われている。
詳細は茅野市のホームページをご覧下さい。
https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikisenryaku/1067.html